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「転職の面接が嫌だ!」という人に対策を総ざらいしてみた

「面接で緊張してしまい本来の力が出せなかった・・・」
 
「うまく話せないので面接に苦手意識がある」
 
 
転職活動をする上で面接は避けては通れないものですが、苦手意識を持っている方も多いと思います。ただ何も対策をしていないと、上達はしませんし、面接の通過率も上がらないですよね。
 
 
今回は「転職の面接が嫌だ!」という方にむけ、対策方法をご紹介します。
 
 
 
 

目次

 

・事前準備に時間をかける
・どういった準備をすればよいのか?
・面接で話す内容を文字に起こしてみる
・スマホで自分が話している様子を録画しよう
・模擬面接をしてみよう

 
 
 
 

事前準備に時間をかける

 
面接に苦手意識を持っている方は、比較的、事前準備に時間をかけないことが多いと思います。転職活動では、この事前準備が合否のカギを握ることが多々あります。
 
会社のコーポレートサイトに目を通し、どんな商品を扱っているのか?といった基本的なことや、会社の方針を読み取ったり、採用情報に目を通しておくようにしましょう。またgoogleなどの検索エンジンで、志望する会社の情報を集めておくのもよいでしょう。
 
 
 
 

どういった準備をすればよいのか?

 
面接で聞かれる内容というのはある程度、決まっています。質問の内容は大きく2つに分かれます。
 
①仕事面の特徴
②性格面の特徴
 
となります。どんな面接でもこの2つの枠組みをもとに、応募者の仕事の能力とパーソナリティを聞いていきます。
 
 
仕事面の特徴をもう少しブレイクダウンすると、
 

・志望動機
・なぜ転職したいのか?

・次の職場でやりたいことは何か?
・今の職場で一番成果をあげたことは何か?

 
こういった内容について事前に準備するのがよいでしょう。
 
 
話す内容を準備する際、時間軸を意識して話を組み立てると、話に説得力が増します。時間軸とは、「過去・現在・未来」という流れに沿ってエピソードを考えておくとよいです。
 
・過去にこういう仕事をしてきて、このような経験を積みました(過去)
・その上で、いまこういう仕事をしていて、こういう経験をし、実績をあげています(現在)
・これらを踏まえて、今後はこういう仕事をしていきたいと思っています(未来)
 
このような流れで話を展開すると、非常に話の内容に説得力が増していきます。
 
 
②の性格面の特徴についての質問としては、
 
・自分の長所と短所は何か?
・どのような職場で働きたいか?
・ストレス解消法はあるか?
・趣味はあるか?
 
このようなものが定番の質問といえます。仕事面にせよ、性格にせよ、質問の意図というのは「応募者のパーソナリティを理解したい」という点にあるのを念頭においてください。
 
 
 
 

面接で話す内容を文字に起こしてみる

 
私も以前、転職活動に慣れていないときには、面接で緊張しすぎてしまい、面接でしどろもどろになることも多々ありました。そんなときにした対策で効果があったものとして面接で話す内容を文字に起こしてみる」ということに取り組んだことがあります。台本のようなものをつくり、その内容を暗記して面接に臨んだんですね。これは効果がありました。
 
 
話す内容を文字に起こすことで、客観的に内容を見つめることができます。「こういう内容だと面接官には好印象だな」というように、話す内容を事前に準備しシミュレーションするのです。そして、本番の面接でよどみなく話せるようにセリフを暗記しておくとよいでしょう。
 
 
面接で話す内容を暗記しておくことのメリットとして、話の流れをつくることができるという点があります。要は、一つの回答をうまく返答できると、その後の話の流れもある程度、引き寄せられるのです。例えば、自分の長所として
 
・細かい作業が得意でミスが少ない
 
という話をすると、その話のあとに「具体的なエピソード」を聞かれる流れになったりしますよね。面接官が聞いて印象の良い回答を、連続して話すことができれば有利な状況になると思います。
 
 
 
 


 
 
 
 

スマホで自分が話している様子を録画しよう

 
面接に限らず、自分が話している様子を見たことある人は少ないかもしれません。面接で話す内容をある程度まとめたら、その内容を暗記し、スマホのカメラの前で話す練習をしてみましょう。
 

・声のトーンはどうか?
・表情はどうか?
・話している内容はわかりやすいか?

 
といった点が動画からわかります。自分が話している動画を見るのは気恥ずかしいかと思いますが、この録画した内容を確認し、修正することで面接の技術は明らかに上がります。
 
 
また、表情や話し方などのビジュアル面だけでなく、会話そのものがわかりやすいか?という観点からのチェックが大切です。面接という緊張する場で、自分の話したいことを、的確に話せる人は多くはないでしょう。
ですので、「結論をはじめに持っていき」「話が長くならないよう」「簡潔に」という点を意識して、面接で話す内容を構成しましょう。
 
 
 
 

模擬面接をしてみよう

 
自分のスマホで録画して、話す様子を自分で理解した後は、面接で話している内容を第三者に見てもらという模擬面接をやってみるのも非常に有効です。面接が苦手な人は、模擬面接をすることで自分の改善点を把握することができます。
 
 
模擬面接は、転職活動のスクールや転職エージェントがやっていることが多いです。一番簡単に、無料で模擬面接をできるのは転職エージェントでしょう。転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーという専門の相談員の方と面談(対面、オンライン)をします。その際に、「面接が得意ではないので模擬面接をしたい」と伝えてみましょう。転職エージェントの模擬面接の担当者が対応してくれると思います。
 
 
転職エージェントには、企業の採用担当者だった方が数多く在籍しているので、面接をする側の視点で、模擬面接を行ってくれるでしょう。