HOME | 転職テクニック | 知ってた? 20代で転職活動に疲れたときの確認ポイント

知ってた?20代で転職活動に疲れたときの確認ポイント

知ってた?20代で転職活動に疲れたときの確認ポイント

「転職活動を続けてるけど、なかなか結果が出ない。疲れた・・・」


頑張って転職活動をしていても、なかなか結果が出ないときってありますよね。特に、仕事をしながら転職活動をすると、思ったよりも負担がかかり、心身ともに消耗するものです。

20代で会社に入って数年、目の前の仕事もしなくてはならないし、転職も成功させたい。今回は、20代で転職活動をしていて疲れた方のために、対応方法をご紹介します。


 
 

目次

 

・転職活動は何かと疲れる

・転職活動を中断して休息を取ろう

・状況を冷静に振り返る


・20代の転職の選考ポイントは何か?


・職務経歴書を見直してみる


・次の会社でやりたいことを考える


・転職活動を再スタートする

 
 
 
 

転職活動は何かと疲れる

 
まず、20代の若手ビジネスパーソンの方にお伝えしたいことは、転職活動というのは「思ったよりも疲れる」ということです。

応募書類を準備して、服装を整えて、面接に臨み、役員面接を乗り越えて、晴れて内定!いろいろなステップを通らなくてはいけないので、本当に大変です。

特に、目の前の仕事をしながら、時間を作って他の会社の面接に行くわけですから(最近はWEB面接も多いですが)非常に労力を使っているんですね。ですので、疲れていて当たり前です。
 
転職活動というのは、体力的にも精神的にも疲れるものだと思います。今この記事を読んでいる20代の読者の方で、転職活動に疲れを感じているのであれば、まずは休んでみましょう。休息をとることが重要です。
 
 
 

転職活動を中断して休息を取ろう

 
転職活動をして消耗すると、心身ともにパフォーマンスが落ちてきます。
疲れが顔に出てくると、転職の面接でも印象が悪くなりますし、判断力が落ちてくることもあるでしょう。

転職活動は、短時間で多くの判断を求められます。
どのような職務経歴書を作成するか、どの会社に応募するか、面接で聞かれた質問にどう答えるか。重要な判断をたくさんしなくてはいけません。


20代の若手ビジネスパーソンにとっては、初めての経験ばかりで、必要以上に頭を使うかもしれません。ですので、体力、メンタル面が消耗しているのであれば、まずは回復に専念するのが第一です。心身がクリアな状態になるまで、2~3週間程度(あるいは完全に回復するまで)、転職活動を中断してみましょう。

心身ともに回復するまで待ち、その後に転職活動の作戦を練り直しましょう。
 
 
 

状況を冷静に振り返る

 
心身のコンディションが整ってきたら、まずは転職活動を冷静に振り返ってみましょう。例えば、応募した会社ごとに以下のようなことを書き出してみましょう。
 
・どういう経緯でどの会社に応募したのか?
・面接で何を話したのか?
・手ごたえはあったか?
・面接官の反応はどうだったか?
・面接官や働いている社員を見て、その会社で働きたいと思ったか?

これらの項目を詳しく記してみましょう。転職活動をしながら、何を感じたのか、何を思ったのかを振り返ります。
 
この目的としては、文章にすることで、自分の転職活動を客観的に分析してみるという意図があります。

・どういう点に興味をもってその会社に応募したのか?
・面接で何を話したのか?
 
を冷静に振り返ることで、反省点や改善点を見つけましょう。転職活動に集中しているときには見えなかった改善ポイントが見つかるかもしれません。
 
 
 

20代の転職の選考ポイントは何か?

 
さて、次に20代の転職活動において、採用する企業側は何を見るのでしょうかを考えてみます。この選考ポイントを押さえて転職活動をするかどうかで結果がだいぶ違ってきます。
 
人事採用担当として若手社員を数多く面接してきた筆者の意見をお伝えすると、
 
・入社後に成長してくれそうか
・自分の特徴をよく理解しているか
・会社のカルチャーに合いそうか
 
これらの点を見ています。

20代のビジネスパーソンですから、採用面接時のスキルはそれほど高いものを求めていません。面接時の完成度よりも、成長余地がどのくらいあるかを判断しようとしています。

新しい知識やスキルを積極的に吸収したりする姿勢を見ていたりします。
ですので、性格面で

・向上心がある

・あたらしい知識やスキルを積極的に吸収しようとしている
・柔軟性がある

などは、評価ポイントになることが多いです。
 
 
 

職務経歴書を見直してみる

 
転職活動を振り返ってみたら、次に職務経歴書を見直してみます。例えば、面接で聞かれた内容について、もう少し詳しく書類に記載したり、面接で聞いてほしかったのに、触れられなかった項目について理由を考えるなどします。
 
転職活動では、職務経歴書の役割というのは非常に大きなものです。この職務経歴書にもとづいて書類選考や面接の内容が決まってくるからです。
自分が重要だと思っている事柄が面接で聞かれなかったり、あるいは逆に、自分がそれほど重要視していなかったりした事柄が面接で詳しく聞かれることもあります。
 
面接でどのようなことを聞かれたのかを、冷静に思い出してみて、職務経歴書の構成を変えてみるといいでしょう。
 
 
 

次の会社でやりたいことを考える

 
転職活動の振り返りをしてみたら、今度はいま一度、次の会社でやりたいことを考えてみます。これは面接で聞かれる重要項目の一つです。当然、まだ入社前ですので、応募している会社がどんな環境かわかりません。その情報が限られている中で構わないので、ざっくりと入社後にどんな仕事をしたいのかをイメージしておきます。
 
例えば、今の仕事と同じ職種で転職を希望するのであれば、
・20代でまだ経験は浅いものの、次の職場では経験を深めて〇をしたい
こういう回答がよくあります。

話の流れ的にきれいにまとまっていると思います。今の経験の延長線上として、その仕事のプロとなりたいという形です。


一方、未経験の職種に転職するのであれば、
・自分の性格や経験をもとに、新しい仕事が向いている(マッチしている)と判断した
・知識、スキルをどん欲に吸収して、少しでも早く成果を出したい
このような内容を基本に組み立てるのがよいかと思います。
 
 
 


 
 
 
 

転職エージェントに登録する

 
次に、実際の転職活動を始める前の事前準備として転職エージェントに登録します。なぜ、事前準備かというと、転職エージェントは転職市場の動向など最新情報を豊富にもっているからです。
 
しかも、各種のサービスが無料で利用できるので、情報収集の意味合いで登録するのがいいでしょう。20代の若手ビジネスパーソンの転職の場合、あまり転職活動に慣れていないため、早い段階で転職のプロフェッショナルである転職エージェントからアドバイスを受けるのが良いです。

・進路相談

・職務経歴書の添削
・面接対策(模擬面接)

が無料で受けられるのは、とても便利です。

転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーという相談員の方と面談をしてみて、情報収集するだけもよし、あまり合わなければそのまま利用を停止するのでも問題ありません。転職エージェントのキャリアアドバイザーが良い求人を紹介してくれるのであれば、そのまま転職活動をスタートしてもいいでしょう。

まず、情報収集ぐらいの軽い気持ちで転職エージェントに登録することをおすすめします。
 
 
 

志望業界を考える

 
転職エージェントから情報収集をし、改めてどの業界を受けるかを考えます。業界によって、人手不足だったり、あるいは中途採用がストップしていたりと、特有の事情があったりするものです。
 
最新情報をつかんだうえで、どの業界を受けるのか、現在の会社と異なる業界まで視野を広げるのか、といった戦略を考えましょう。
 
例えば、事務職の仕事だったとしても、業界により入社難易度の高低があったり、給与水準がまったく異なることもあります。転職エージェントとの面談時にしっかりと情報収集し、どの業界を受けるのかを考えましょう。
 
 
 

転職活動を再スタートする

 
自分の現在の状態を振り返り、やりたいことなどをしっかり考え、情報収集をしたら、転職活動を再開しましょう。転職エージェント経由で会社を探したり、あるいは転職サイトやインターネット上で求人に応募するのもいいでしょう。

20代の転職活動の場合、意外に穴場の求人情報は「卒業した大学の就職課」にあったりします。企業側も第二新卒として若手のビジネスパーソンを募集するにあたり、大学に求人を出すのです。

大学の就職課は、卒業後数年の20代であれば、問題なく利用できます。転職エージェントや転職サイトだけでなく、幅広く情報を集め、たくさんの求人の中から転職先を選んでください。

転職活動がうまくいかないとき、行き詰ったときには、小休止して考えることが大切です。

・自分の特徴は何か?

・どんなことに興味があるのか?
・次の会社で何をしてみたいのか?

これらを立ち止まって、ゆっくりと考えてみましょう。これらの項目が転職活動の基礎となります。

常に振り返って考えを深めてみてください。
では!