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「転職しようか迷う」ときにすべきこと5選

「転職しようか迷う」ときにすべきこと5選

「いまの会社でこのまま働き続けていいのかな・・・」


「学生時代の友達はどんどん出世してる。自分はこの会社でいいのかな・・」



今回は「転職しようか迷うときにすべきこと5選」というテーマでお話ししたいと思います。

私自身が中途採用の面接官をしており、応募者の方のキャリアの節目に多く関わってきました。その経験をもとに、転職しようか迷ったときには、どのように考えればよいのかを実体験を交えてお話ししたいと思います。

「転職しようか迷う」という内容ですので、現在、会社にお勤めで、別の会社に移ろうか迷っている段階(まだ転職活動をスタートしていない状態)という前提でお話ししたいと思います。
 
 
 
 

目次

 

・現在の状況を振り返ってみる
・転職後の生活を想像してみる
・週末副業してみる
・軽く転職活動してみる
・転職エージェントに相談してみる
・まとめ

 
 
 

現在の状況を振り返ってみる

 
まず初めにすることは、現時点の状況を振り返ってみるということです。

自分自身のことだったり、会社の状況、人間関係を冷静に見つめなおしてみる
のです。「転職をしようか迷う」という状態ですから、今の仕事や職場に対して、何らかの感情が湧いてきているのだと思います。


なぜ、少しでも転職をしようか迷う状態になったのか
も含めて、冷静に見つめなおしてみましょう。考えてみることは以下のような点です。 


・仕事をしていて楽しいか

・人間関係はどうか
・家族との関係はどうか
・会社の業績はどうか
・職場環境はいい状態か

このようなことを考えるのに大切なのは、時間軸で考えてみるという点です。例えば、現時点で「転職をしようか迷う」という感情になっているのは、もしかしたら仕事に対して後ろ向きな事柄が起きたからかもしれません。

ですが、その時の感情に振り回されるのではなく、時間がたって半年後、1年後にもその仕事に対しての後ろ向きな感情が出るかどうかを想像してみましょう。

現時点だけでなく、時間がたつとともに、どのような状況になるのかを考えてみるのです。一時の感情に任せて、転職活動をスタートするというのは、あまりいい結果を生むとは思えません。

冷静に現時点の自分を取り巻く環境を見つめて、今後どうなっていくのかも含めて考えてみましょう。これが自分自身と、自分の環境について振り返るポイントです。
 
 
 
 
 

転職後の生活を想像してみる

 
次に「転職したらどのように環境が変わるのか?」を想像してみます。転職して得るもの、無くなるものについて考えてみましょう。

私自身、中途採用の面接官をしていて、この「転職したらどうなるか?」を想像できていない応募者が多いような気がします。
 
転職後の自分の姿をリアルに想像できるか否かが、その会社と応募者のマッチ度合いに関わってきて、のちのちの離職率とも関連しているように思います。もちろん、実際に転職して次の会社で働きだすまでは、職場環境がどのように変わるかを想像しづらい点はあります。面接という限られた時間で、応募した会社のことを理解するのは不可能です。
 
しかし、大企業から中小企業へ転職希望の方にありがちなのが、この、転職後の生活を想像していないという点なのです。具体的には、転職した後に、

・給料はどうなるのか
・会社のカルチャーはどう変化するのか
・同僚はどのような人たちが働いているのか
・労働時間はどのくらいか(=残業時間は多いのか)
・会社の扱うサービスはどのようなものか

このようなことを、軽く想像してみるだけでも、転職後のギャップというのを埋められるのです。

実際に自分一人でイメージするのが難しいようであれば、似たような企業で働いている知人に話を聞いたり、あるいは転職会議のような企業の口コミサイトで情報を探してみるとよいでしょう。

転職先を選ぶ際に、どのように情報を集めればよいのかについては、以前、記事を書きましたので
そちらを参考にしてください。

◆参考記事
面接前に応募する企業はこう調べる 【後で後悔したくない】

転職前と転職後の生活がどのように変わるのか?このイメージを事前にするかしないかで、転職後の働きやすさが変わってくると思います。
 
 
 
 
 

週末副業してみる

 
自分の今後の進路について迷っているときには、週末副業してみるというのもおすすめです。

サンカクというサイトでは、マーケティングや営業、IT、バックオフィスなどいろいろなテーマについて、副業人材を募集しています。完全に転職する前に、「お試し期間的に働いてみる」ということができるサイトです。

サンカクだけでなく、クラウドワークスやビザスクなど、他の会社の仕事をアルバイト感覚で体験してみることは可能ですので、まずこのような形で他社の仕事にタッチしてみるのが良いと思います。
 
 
 
 
 

軽く転職活動してみる

 
転職した後のイメージを深めようにも、なかなかうまくいかないという方には、
・実際に軽く転職活動してみる
という方法をおすすめします。

転職活動は、応募書類を用意したり、面接を受けに行ったりと、かなり労力がかかるものです。その手間がかかる転職活動をしてみて、実際に他の企業の方と選考を通じて接してみることで、現在の職場環境を冷静に振り返ることができたりもします。

転職活動をしてみて、よい会社がみつかり、今よりも環境が向上するのであれば、そのまま転職してもいいですし、逆に今の会社に留まるのもよいでしょう。

いま働いている環境を見つめるには、転職活動のように実際に行動を起こしてみて、他者と比較してみることも有益です。
 
 
 
 
 

転職エージェントに相談してみる

 
転職しようか迷っているときには、転職エージェントに相談してみるというのも一つの方法です。

転職エージェントはたくさんの企業の求人を扱っているため、求人を出している企業の職場環境に関して、数多くの情報を持っています。転職エージェントに登録すると、専門のキャリアアドバイザーという方が面談をしてくれます。このキャリアアドバイザーに、現時点での自分の状況を共有し、「他の会社と比べてみて、いま在籍している会社の状況」について意見を求めてみるのもいいでしょう。

まともなキャリアアドバイザーであれば、客観的な意見をくれたりするので、進路を考える上で、とても有益なことが多いです。転職エージェントは、今すぐ転職する気がなくとも「とりあえず相談しに行く」という温度感でも登録できます。

転職の専門家である転職エージェントに相談してみるというのも非常に有効な選択肢だと思います。
 
 
 
 
 

まとめ

 
「転職しようか迷う」というのは、今後のキャリアプランを左右する非常な重要な局面です。

繰り返しになりますが、このときに一番大切なのが「一時の感情に流されず、冷静に考えてみること」です。

勢いで転職活動を始めて、一気に転職を決めてしまうのではなく、じっくり考え抜いて行動を起こした方が、のちのちの生活の充実度合いが異なります。

一生懸命考えて、考えに考え抜いて判断、行動するようにしてください。
では!