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転職がうまくいかないとき、誰に相談すればいい?[相談先一覧]

転職がうまくいかないとき、誰に相談すればいい?[相談先一覧]

「転職活動がうまくいかない・・・こんな時、誰に相談すればいいの?」


今回は「転職活動がうまくいかないときに誰に相談すればいいのか?」というテーマについてお話しします。

転職の相談は誰にでもすればいいというものではありません。自分のキャリアが左右されることですので、慎重に相手を選んで相談をした方がいいですね。
 
 
 
 

目次

 

・転職がうまくいかないときの相談先の選び方

・転職活動の相談先はここだ!
 1.キャリア形成サポートセンター
 2.東京しごとセンター
 3.キャリアコンサルタント
 4.卒業した大学の就職課
 5.転職エージェント

・まとめ

 
 
 

転職がうまくいかないときの相談先の選び方


まず、どんな相談先なら、あなたの転職について正しいアドバイスを得ることができるのかを考えましょう。

ポイントとしては、

・転職活動の現状がわかっていること

・客観的な意見ができる

この点を重視しましょう。

「転職活動の現状がわかっている」とは、現時点での転職市場や今後、どのような業界が伸びそうか等の状況を理解しているということです。例えば、世代が離れすぎている人や、仕事を定年退職して引退した人などは、いまの労働市場について正しい知識や情報を持っていないことがあります。

ですので、現時点で転職市場について情報を持っている人を選びましょう。


次に「客観的な意見ができる」とは、バイアスがかかった見方ではなく、転職活動をしているあなたに役立つ情報をくれる人であることを意味します。時には厳しい意見もありつつ、現在の転職市場を踏まえて、あなたがどのような状況にいるのかを客観的にアドバイスできる人がベストです。

この「転職活動の現状がわかっている」「客観的な意見ができる」という意味では、現役の人事採用担当者をしている人や、実際に現時点で転職活動をしている近い年代の人が知人にいたら、その人に相談するのがいいでしょう。
 
 
 
 
 

転職活動の相談先はここだ!

 
実際に、知人によい相談相手がいない場合に誰に相談するのがいいのか考えてみましょう。現役の人事採用担当である筆者が「おすすめの転職相談先」をご紹介します。
 
 
 

1.キャリア形成サポートセンター(公共の機関・厚生労働省委託事業)

 
まず、厚生労働省が行っているキャリアサポートのための機関「キャリア形成サポートセンター」をご紹介します。

その名の通り、国の委託を受けて、転職希望者のためにキャリア相談をしている期間です。全国各地に受付窓口があり、インターネット等で予約をし、当日に窓口でキャリアコンサルティングを受けることができます。

キャリアコンサルティングは、国家資格であるキャリアコンサルタントが行います。相談者の経験や希望する職業、今後のキャリアプランなどについてヒアリングをしたのち、どのような進路に進むのがいいのか、転職先などについてアドバイスがもらえます。

国の機関ですので、比較的、客観的な意見がもらえるのがポイントです。

キャリア形成サポートセンター

https://carisapo.mhlw.go.jp/
 
 
 

2.東京しごとセンター

 
転職活動がうまくいかないときには、東京しごとセンター(東京都運営)に足を運んでみるのもいいでしょう。

専門のアドバイザーにキャリアカウンセリングをしてもらい、自分の進路や希望を伝えたのち、職業紹介などをしてくれます。東京仕事センターは、ハローワークの併設施設で、キャリアカウンセリングの経験が豊富な相談員が常駐しています。

東京しごとセンター

https://www.tokyoshigoto.jp/young/
 
 
 

3.キャリアコンサルタント

 
転職活動がうまくいかないときには、キャリアコンサルタントに相談するのもおすすめです。先のキャリア形成サポートセンターでも登場しましたが、フリーで活動するキャリアコンサルタントも数多くいます。

キャリアコンサルタントは、職業紹介はできませんが、キャリアプランを考えてくれたり、進路へのアドバイスなどをしてくれます。国家資格ですので、一定期間研修を受けた上で、試験に合格した人のみがキャリアコンサルタントになることができます。

ココナラやクラウドワークスなどで、フリーのキャリアコンサルタントの方が「転職活動コンサルティング」を提供していたりもしますので、信頼感のある方を選び、コンサルを受けてみるのもいいでしょう。
 
 
 

4.卒業した大学の就職課

 
あなたが大学を卒業して間もない場合、大学の就職課に転職の相談をするのもおすすめです。大学の就職課というのは、「大学生が就職活動をする際に利用するもの」というイメージがありますが、実際には既卒の求人も多数扱っています。20代であれば応募可能な求人がたくさんあります。
 
大学の就職課では、専門の相談員が転職活動の相談にのってくれもします。大学を卒業してそれほど時間が経っていないのであれば、大学の就職課を訪れてみるのも非常に有効です。
 
 
 

5.転職エージェント

 
次に転職活動の相談先としておすすめなのが転職エージェントです。転職活動がうまくいかない場合には、応募書類の添削や面接対策などを無料でしてくれます。

転職希望者のスキルや経験をもとに、転職した場合にでどのくらいの年収がもらえそうか、といった診断をしてくれることがあります。

転職エージェントは求人を出している企業の情報をたくさん持っているため、現時点での応募者の転職市場における価値について、客観的な意見をくれます。時には厳しい意見をくれる転職エージェントもいます。

転職エージェントは、転職のプロフェッショナルですので、転職活動に悩んだらまず登録してみて、専門のキャリアアドバイザーと面談してみるのもいいでしょう。
 
 
 
 
 

まとめ

 
転職活動がうまくいかないとき、どうしても焦ってしまいますよね。転職活動の相談相手を選ぶときに大事なのは、やはり信頼感と実績、客観的なアドバイスをくれることです。

一人の人からのアドバイスをうのみにせず、複数の人から意見をもらうことで、客観的に自分の現状を分析するようにしましょう。
 
では!