HOME | 転職先の選び方 | 転職活動でおすすめのホワイト企業の見つけ方はコレ!

転職活動でおすすめのホワイト企業の見つけ方はこれ!

今回は「転職活動でおすすめのホワイト企業の見つけ方はこれ!」というテーマでお話します。せっかく転職するのならば、待遇が良くて職場環境も整っているホワイト企業で働きたいものですよね。ホワイト企業を見つけるためには、転職活動中の情報収集が重要です。
 
今回は現役の採用担当である筆者がホワイト企業を見つけるために、求人票や企業のホームページなどどのような情報から判断すればいいのかについてお話ししします。
 
 
 
 

目次

 

・ホワイト企業とは?
・どのようにホワイト企業を見つけるか?
・残業時間や離職率をどう調べるか?
・企業の業績を調べる方法
・口コミサイトで調べる
・転職エージェントに聞いてみる
・まとめ

 
 
 
 
 

ホワイト企業とは?

 
まず初めに、ホワイト企業とはどのような会社なのかについて考えてみます。いくつか定義はありますが、一般的には「労働環境が良い企業」が該当します。具体的には以下のような点がホワイト企業の特徴といえます。

・待遇が良い(給料が高い)
・残業が少ない
・離職率が低い
・女性が長く勤められる
・会社の業績が良い

上記の特徴を見ても、社員にとって居心地が良く、結果的にあまり社員が辞めない形になっています。
 
 
 
 
 

どのようにホワイト企業を見つけるか?

 
数多くの企業からホワイト企業をスクリーニングするための第一段階として、経済誌のランキングから探すという手段があげられます。東洋経済が定期的に、以下のようなランキングを算出しており、この企業の中から選び出すという手段があります。
 
 
◆参考記事
コロナで激変する就活「ホワイト企業」の新序列
https://toyokeizai.net/articles/-/418553
 
 
「給料が高くて社員が辞めない中堅企業」169社
https://toyokeizai.net/articles/-/331983
 
 

他には行政がワークライフバランスの一定基準を満たしている企業に認定を与えたりもしています。東京都は社員の労働時間の削減や効率化の取り組みを進めている企業に対し、以下のような認定をしています。
 
東京ライフ・ワーク・バランス認定企業制度
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/lwb/ikiiki/nintei/index.html

これらの経済誌や行政が認定した企業の中から、自分の方向性に合いそうな企業を探し、さらに絞りをかけていきます。
 
 
 
 
 

残業時間や離職率をどう調べるか?

 
ホワイト企業を見つける際に、やはり残業時間の長さは重要なポイントになってきます。また、離職率も重要な指標です。この2点はどのように確認すればよいのでしょうか。残業時間については、求人票に記載があったり、マイナビやリクナビの新卒採用サイトに書いてあることが多いです。残業時間がわからないときには、転職エージェントに登録しているのであれば担当者に聞いてみましょう。しっかりした転職エージェントであれば、残業時間については必ず把握しているはずです。
 
 
離職率を調べるのはなかなか難しいです。一つの方法として、その企業の中途採用の状況から類推するという方法があります。例えば、googleなどの検索エンジンで、「企業名」「中途採用」で検索してみると過去の中途採用の求人広告が出てきたりします。募集している回数が多ければ、当然、退職者が出た可能性が高いため、同じく離職率も高いのではとの想定が成り立ちます。あまりに頻繁に中途採用を行っている企業は注意が必要です。
 
 
また、求人票に「急募」と記載があったり、管理職級のポジションの募集があるときには同じく注意が必要です。ホワイト企業は急募でかけるほど人材は不足していませんし、仮に退職者が出たとしても社内に代わりの人材がいるでしょう。また、同じく代わりの人材がいるという観点から、課長や部長などの管理職級の募集は考えにくいです。離職率は重要な指標ですが、公開している企業はそう多くない印象です。ですので、上記のような視点でインターネット上や求人票を細かくチェックし、離職率を類推するしかないでしょう。
 
 
 
 
 

企業の業績を調べる方法

 
ホワイト企業とその業績は相関関係にあるといえます。ですので、企業の売上だったり利益などの経営指標を探す必要があります。具体的には、東洋経済四季報や東洋経済四季報の未上場会社編などで数値を調べます。東洋経済四季報に業績がない場合には、日経テレコンで情報を集めるのも一つの手段です。
 
 
日経テレコンは新聞や雑誌などのDBから過去の記事を検索できるサービスです。基本的には企業向けですが、7日間などの短期間であれば個人でも利用できるようです。
 
 
◆日経テレコン
https://telecom.nikkei.co.jp/credit/prepaid/
 
 
この日経テレコンから、東京商工リサーチ企業情報や帝国データバンクの企業情報も利用できるようですので、かなり詳しい企業の情報を入手することができます。
 
 
株式を上場していない中小企業だったり、どうしても企業の業績がわからないという時には、所轄の省庁から調べることができるケースがあります。例えば、建設業者は国土交通省や都道府県の認可のもと業務を行っています。建設業者は認可を受けるために、決算書を都道府県に提出しており、所定の手続きをへれば、この決算書を一般でも閲覧することができます。東京都に認可を受けている建設業者であれば、その決算書を東京都の建設業課で見ることができるのです。このように、許認可事業であれば、監督官庁で決算書を調べられるのです。かなり専門的なテクニックですが、参考にしてください。
 
 
 
 
 

口コミサイトで調べる

 
転職活動をする上で、重要な情報源となっている企業の口コミサイトで
調べるのもホワイト企業を探すうえで有効です。具体的には転職会議やOpenWorkで企業を調べてみましょう。賛否両論書いてある企業が多いですが、本当のホワイト企業の場合、明らかに良い書き込みの量の方が多かったりします。なかには自作自演の書き込みもあるようですが、明らかに社員と思われる人物の良い書き込みは参考になります。また2ちゃんねるにも企業情報は書いてあることがありますので、こちらも細かく見てみましょう。
 
 
 
 
 

転職エージェントに聞いてみる

 
転職活動で転職エージェントを利用している場合には、転職エージェントに聞いてみるというのは一つの方法です。転職エージェントは求人を出す企業から依頼を受け、求人を仕事を探している人に紹介しています。転職エージェントの営業担当者は各企業に訪問活動をしており、その企業の情報を多く持っています。ですので、手っ取り早いホワイト企業の見つけ方として、転職エージェントに登録し、「ホワイト企業を紹介してください」というのも有効だといえます。
 
 
転職エージェントの担当者はそのような相談にも慣れていますので、柔軟に対応してくれるでしょう。実際に企業に足を運び、内情を把握している転職エージェントから情報を得るのはとても効果的です。
 
 
 
 
 

まとめ

 
今回は転職活動でおすすめのホワイト企業の見つけ方についてお話しました。ホワイト企業を探す際に、一番良いのは実際に働いている社員に話を聞くことなのですが、社員を見つけるのはなかなか難しいのが実情です。ですので、離職率や残業時間、経営指標などの客観的なデータを集めることが中心になります。その上で、転職エージェントに登録し、会社の内情について情報を聞いてみることを強くおすすめします。


doda

 
 
 
 

リクルートエージェント

 
 
 
 

リクルートダイレクトスカウト

 
 
 
 

マイナビAGENT

 
 
 
 

パソナキャリア

 
 
 
 

エン・ワールドジャパン