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転職活動の面接で「趣味」を聞かれる理由

今回は「転職活動の面接で【趣味】を聞かれる理由」についてお話しします。面接では現職の仕事を中心に様々なことを聞かれます。ほとんど仕事の内容や詳細説明だと思います。
 
一方で、「趣味はありますか?」と唐突に聞かれる時があります。なぜ、このような質問がされるのでしょうか?


結論を先にお話しすると、

・リフレッシュ方法をもっているか?

・趣向(好み)を聞きたいので

このような理由で聞かれるのです。
採用面接ですので、仕事の話の深堀りがメインであることは、どこの会社の面接でも同じだと思います。仕事面でのスキルを確認することは当然として、パーソナリティも見極めるのが、面接のもう一つのポイントです。

 
 
パーソナリティの判断で大事なのが「ストレス耐性」です。ストレスを受けても、それをうまく受け流せるスキルを持っているか。面接ではこの点を判断したいのです。
 
 
仕事一筋のビジネスパーソンでよりも、趣味を持っていることで、仕事のストレスをうまく発散する人の方が、メンタル面が安定しているとの説もあります。
 
【参考記事】
産業医が見た「ストレスに弱い人」に共通する4つの特徴
https://president.jp/articles/-/34650?page=2
 
 
加えて、趣味を聞くことで、「趣向(好み)を把握したい」という思惑もあります。運動で体を動かすのが趣味であれば、アクティブで開放的な性格と推定されますし、一方で独りで黙々と作業する趣味であれば、細かく集中力がある性格とも考えられます。
 
このように企業は、面接で趣味を聞くことで、

・ストレス解消法

・どのような仕事に向いているか
・どのような特性があるか、

などを判断しようとしているのです。

 
 
このような前提を踏まえ、応募者は、自分の趣味について、性格・パーソナリティが表れるように話せる準備をしておくということが大事です。
 
 
仮に趣味が「読書」であれば、

・どのような本を読んでいるのか

・どのくらい読書に時間を掛けているか
・月にどのくらいの金額を読書に費やしているのか

といった形で詳細を語れるようにしておくとよいでしょう。
面接では、意味のない質問はないと思って臨んだ方がよいです。

 
 
ですので、繰り返しになりますが、趣味を聞かれる意味は「応募者のパーソナリティを知りたいから」ということを念頭において準備をするようにしましょう。
 
では!