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「会社選びの軸」をもてば、転職がサクサク進む!

「会社選びの軸」をもてば、転職がサクサク進む!

きょうは転職活動において「会社選びの軸を決めよう」というテーマでお話しします。
 
「会社選びの軸って何だ?」という質問があるかもしれません。
これは、転職活動ではいろいろな会社を志望すると思います。その際に、どのような点を重視して判断するかということを意味します。
 
例えば、仕事内容やお給料、職場の人間関係、社風や福利厚生、会社の成長性などです。

これらの判断軸がないと、後で痛い目にあうこともあるので注意が必要です。多くの会社の選考を受けていると、内定をもらった会社にその場の勢いで流されて入社して、のちのち、

「自分の性格と合わなかった」

「会社の方向性と自分のやりたいことがマッチしなかった」

といったことが発生してしまうのです。

ですので、「会社選びの軸」を事前によく考えておくことは重要なんですね。この記事を読めば、自分の性格や現在おかれている状況、今後の進路を踏まえた上で、しっかりとした会社選びの軸をつくれることと思います。
 

会社選びの軸を考えるポイント

 
さて、冒頭からいきなり本題に入りますが、以下の視点で会社選びの軸を考えるとよいでしょう。
 

・仕事の内容
・お給料・待遇
・職場の人間関係
・会社の経営状態
・経営者のパーソナリティ

 
これらの視点に、自分なりのアレンジを加えたりするとさらによいと思います。仕事の内容ですが、これはその仕事が自分にマッチしているか?という観点は基本として、

「その仕事に将来性はあるか?」

「その仕事で将来管理職になったら居心地がいいか?」

といった「時間軸」を踏まえて考えるとよいです。

将来管理職になったら居心地がいいか?というのは、管理職になりづらい職種もあるからです。営業系の管理職が少ない会社や、一方でバックオフィス系の管理職が多い会社もあります。その会社のカルチャーなどにもよりますので、頭の片隅に入れておきましょう。

 
「お給料・待遇」
こちらは文字通り、お給料の多い、少ないを重視するかどうかです。業界によって待遇が少ないところもありますので(飲食、サービス業など)、給料をたくさんほしい方は業界選びから気をつけた方がよいです。

 
「職場の人間関係」
「会社の経営状態」
「経営者のパーソナリティ」
こちらは、入社してみないとわからない、という要素が多い事項です。ですが、選考の段階である程度、会社の状況が透けて見えることもあります。

例えば、平均の残業時間が長かったり、平均勤続年数が短かったり、夜間の面接に対応してくれたり、など選考の途中で、注意深く見ていると気づくポイントがいくつかあります。

あるいは、転職会議やOpenWorkといった企業の口コミサイトで情報を集めるという手段もあります。
 
 

転職活動を始める前に「会社選びの軸」を考えよう


まず、先ほどお伝えした

・仕事の内容

・お給料・待遇
・職場の人間関係
・会社の経営状態
・経営者のパーソナリティ

の観点から、
「自分がその項目についてどのくらい重視しているか」を冷静に考えてみましょう。高・低や、順位付けをしてみてもいいでしょう。
 
次に各項目について、自分の望むことがらを書き出してみましょう。例えば、仕事内容については「自分の性格に合っていて、将来性がある職種」といった箇条書きで構いません。

このように、「会社選びの軸」を書き出してみることで、自分の転職活動の方針を決めることができます。


会社選びの軸を決めると、選考を受ける過程で会社をいろいろな角度から検討ができます。そして、入社前と入社後のギャップも少なくすることができるというメリットがあります。
 
みなさんも、転職活動をする上で「会社選びの軸」を考えてみてくださいね。
 
では!