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「うちの会社、ブラック企業じゃね?」と思ったときの対応まとめ

「うちの会社、ブラック企業じゃね?」と思ったときの対応まとめ

・仕事がきつい
・人間関係が悪い
・長時間労働しても給料が少ない
・コンプライアンス違反が目につく
 
 
新しい職場に飛び込んでみたものの、どうも会社の環境がおかしい、、「もしかしたら、うちの会社ってブラック企業?」と内心疑い始めている方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
こういったときは、どう対応すればいいのでしょうか?対応は早ければ早いほどよいケースが多いです。まずは落ち着いて、あなたの職場がブラックかどうかを確かめてみましょう。
 
 
 
 

目次

 

・ブラック企業の特徴
・ブラック企業への対処法
・ブラック企業かどうかの見分け方

 
 
 

ブラック企業の特徴

 
ブラック企業の特徴としていくつか代表的なものを挙げてみましょう。
 
 

1.有給休暇をとることができない

これはブラック企業の特徴を表す代表的なものです。有給休暇は労働基準法で認められたものですので、会社員である以上、一定の基準を満たす人であれば誰でも使えます。しかし、ブラック企業では「職場を見渡すと、有給休暇を使っている人をほとんど見たことがない」というケースもそれなりにあります。
 
 
有給休暇の申請を受理しないのではなく、「職場全体が有給休暇を使いづらい雰囲気になっている」という会社も多いようです。こういう有給休暇の取得をしづらい職場では、退職時にまとめて消化するということも、なかなか難しいようです(労働基準法上、違法ですが)
 
 
 

2.退職者がすごく多い

こちらもブラック企業を表す特徴の代表格です。「離職率」という指標で表すことができます。社員数の割に、退職者が多いという場合、会社に問題があるのは明らかです。
 
 
 

3.在籍期間が短い社員が非常に多い

退職者数と似たような指標ですが、在籍期間もブラック度合いを表しています。中途採用しても一年以内に離職する割合が非常に多いようであれば、ブラック企業である可能性が高いといえます。
 
 
 

4.いつも中途採用の募集を掛けている

ブラック企業は社員の退職が多いため、中途採用で社員を補充しないと組織が回りません。ですので、中途採用の頻度が非常に高いです。本来、中途採用というのは計画性をもって行うもので、年間の採用人数を決めて取り組むべき人事政策です。しかし、ブラック企業では退職者が多すぎて、一年中、中途採用を行っている光景を目にします。
 
 
 

5.残業代がつかない

残業代というのは、法定の労働時間を超える(8時間)と、必ず会社は払わなくてはならないものです。労働基準法のマスト事項です。残業代は非常に罰則が大きいにもかかわらず、サービス残業が横行している職場はブラック企業といえるでしょう。
 
 
 

6.退職者が辛そうな顔で辞めていく

ブラック企業で多い事例が「退職者に嫌がらせをする」という点です。退職を申し出ると、急に会社の態度が冷たくなったり、あるいは強引な引き留めを受けるケースも見られます。退職時に会社と社員が揉めるケースは多々あります。退職者の様子をよく見ておくことで、ブラック企業か否かを判断することもできるでしょう。
 
 
 

7.管理職がいつも青白い顔をしている

社員は上司の姿を見ながら仕事をすることが多いと思いますが、上司が冴えない表情をしていたり、体調不良になるケースが多い職場はブラック企業の可能性が高いです。
 
 
管理職が経営陣に詰められたり、達成不可能なノルマを負わされたりするなど非常にハイプレッシャーな環境では、職場の空気も殺伐としてきます。部長や課長などの管理職層の人材の出入りが多いかどうかもブラック企業度合いを判定するポイントといえます。
 
 
 

8.社員の年齢層がやたら若い

ブラック企業は体力・勢い重視の社風が多く、若い人材でないとついていけないことが多いです。必然的に若手しか残らなくなるのです。しっかりしたベンチャー企業を除けば、若い人材のみで構成されている会社というのは、勢いはあるものの、ビジネスの進め方で脆い側面あります。
 
 
一般のスタッフから管理職まで、20代から30代の社員で構成されているのであれば、ブラック企業の可能性もあります。
 
 
 
 

ブラック企業への対処法

 
 

1.心身の健康に注意する

まず、あなたがブラック企業に入社してしまったと気づいたときに何よりも重視すべきことは、「心と体の健康を保つようにする」という点です。
長時間労働だったり、精神的なプレッシャーが多いブラック企業では、心と体に支障をきたす人が多いです。心身が不調になると、正常な判断ができなくなります。
 
 
ブラックな職場への対応策をじっくり考えるためにも、非常に基本的なことですが、睡眠、食事、運動に留意するよう心がけ、心身の健康管理に必要以上に気をつけるようにしましょう。
 
 
 

2.転職を検討する

即効性があるのが「転職をして職場を変えること」です。冷静に考えてみて、いまの職場がブラックでどうしても我慢ができないのであれば、すぐに転職をした方がよいでしょう。転職をして新しい職場に移ると、「ブラック企業にいた時間がもったいなかった」と思い返すこともあるでしょう。
 
 
 

3.我慢して在籍する

ブラック企業に入って、そのまま在籍するというもの一つの手段です。ただ、だまって耐えるだけでなく、「積極的にスキルを身につける」という前向きな姿勢で臨みましょう。
 
 
ハードな職場で得られた経験というのは、別の会社で生きる場合があります。飛び込み営業をやってきた、一人何役もこなして孤軍奮闘した、タイトすぎるスケジュールをなんとか回した。これらの経験は他の企業での選考で評価されたり、転職してからの業務に大いに生きることがあります。
 
 
 

4.外部の機関に相談する

ブラック企業に入り、明らかに違法行為が行われているのであれば、外部機関に相談してしかるべき措置をとるという手段があります。ただ、まず本当にその行為が違法がどうか?を判断する必要があります。
 
 
パワハラ、セクハラ、サービス残業など、それらの被害に遭ってしまった場合には、その状況をしっかりメモしておくこと。そしてその状況を外部の専門家に客観的に判断してもらうのがいいでしょう。
 
 
 
 

ブラック企業かどうかの見分け方

 
転職をする際に、面接などの選考を受ける際に、ブラック企業かどうかを見分けるポイントはあります。求人票を細かく見たり、面接の際の質問で判断することができます。
 

・離職率
・平均の残業時間(みなしの残業時間)
・社員の平均年齢
・企業の口コミサイト

 
離職率や平均の残業時間は面接で聞いてもよい質問です。面接でこれらの項目を聞いてみて、数字が良くなかったり、返答を渋る場合はブラック企業である可能性が高いです。
 
 
ホワイト企業はこれらの数値がよかったり、情報を開示してくれます。情報の開示度合いもブラック企業を見分けるポイントといえます。
 
 
 

まとめ

自分が勤めている会社が「あれ、もしかしてうちってブラック企業かな?」と思い始めたのであれば、第三者に意見を求めるのがよいでしょう。どうしても、自身がその会社に勤めている場合、客観的に状況をみられないことが多いからです。

 
 
第三者に意見を聞いてもらって、自分の会社の状況を把握するのがよいでしょう。「転職するのであれば早い方がいい」という場合が多いです。心身の健康を崩してしまわないよう、早め早めの行動を心掛けましょう。


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