40代で転職活動をしているけど、全然、書類選考が通過しない・・・
今回は40代で転職活動をしている方のために、転職活動がうまくいかないときに、どのような点を気をつければいいのか？という対策についてお話しします。
40代の転職活動は、若手の転職活動とは大きく異なります。経験やスキルをじっくり見られますので、事前に対策をしっかりしておくことが内定の確率に大きく左右するのです。
目次
・志望する会社の数を増やす
・使用している転職エージェントの数を増やす
・職務経歴書を作り直す
・履歴書の顔写真に力を入れよう
・面接対策に時間をかける
・まとめ
志望する会社の数を増やす
まず40代で転職活動をする場合に、最初に頭に入れておくことは、「書類選考のハードルが高い」という点です。
応募者の経歴にもよりますが、10社応募して書類選考を通過するのは2～3社程度の割合になると思います。ですので、面接に呼ばれるための敷居が高いという点を意識してください。
書類選考のハードルが上がるのであれば、志望する企業の数も増やさなくてはいけません。つまり、自分が身につけているスキル（職種）を活かせそうな業界を数多く受けてみる姿勢が大事です。
ポイントを絞って、省エネルギーで転職活動を進めるのもよいですが、40代の転職活動は長期戦になることを、ある程度、念頭においたうえで、臨むのがいいでしょう。
使用している転職エージェントの数を増やす
さきほど、40代の転職活動は書類選考のハードルが高いとお伝えしました。となると、繰り返しになりますが、志望する会社を増やす必要があります。
数多くの会社に応募するためには、複数の転職エージェントを使い、応募書類をたくさん送付するのがよいでしょう。
リクナビネクストやdodaなどの転職サイトを使い、それぞれの会社に一件ずつ応募書類を送付するよりも、転職エージェントを使い、多くの会社に同時に応募する方が効率的です。
40代の転職活動は総力戦です。ですので、まずは多くの転職エージェントに登録し、複数の会社に応募するということを心掛けてください。
自分が経験している業界だけでなく、転職エージェントと面談し、おすすめされた業界を幅広く受けてみましょう。ですので、まず数多くの転職エージェントに登録するようにしましょう。
職務経歴書を作り直す
40代で転職活動がうまくいかない方は、職務経歴書・履歴書の応募書類を見直すことが最重要です。
・記載内容が簡潔にまとまっているか？
・数値で成果を表しているか？
・読んでいてわかりやすい文章か？
こういった点が評価されます。
企業は40代の経験ある人材を採用する際には、職務経歴書に書いてある内容を熟読します。特に、応募するポジションに関わる業務経験は、できるだけ詳細に書くようにしましょう。
多少、紙面を使っても構いませんので、募集している職種に関わる職務経験は面接官ができるだけ仕事の内容がイメージしやすいよう、経験した仕事について詳しく書きましょう。
筆者は現役の採用担当者として、毎日、応募書類を見ていますが、この職務経歴をざっくりとしか記載していない方が多いのが実情です。20代の若い方であれば、ざっくりとした記載でもポテンシャルを重視されますので、書類選考は通過するでしょう。
一方、経験が問われ、書類選考が厳しい40代の方であれば、職務経歴書の記載内容は詳しすぎぐらいがちょうどよいです。職務経歴書を書くのは非常に面倒な作業ですが、ここで力を入れて、完成度の高い書類を作れば、あとの面接が非常にラクになってきます。
職務経歴書を自分で作成するのがどうしても大変という方は、転職エージェントに添削を依頼するというのもおすすめです。転職エージェントは、選考の対策として、職務経歴書の記載内容についてアドバイスをしてくれます。
自分ひとりで職務経歴書を作れないという方は、転職エージェントに添削をお願いしてみましょう。
履歴書の顔写真に力を入れよう
40代の方が転職活動を行う際に、意外に手を抜きがちなのは、履歴書の顔写真です。書類選考通過の確率を少しでも高めるためには、顔写真にも力を入れましょう。
採用担当者は、履歴書の顔写真も必ず見ます。きちんとした写真を使っているのであれば「細部まで気を抜かない人物かもな」という印象をもったりもします。
ですので、スピード写真以外のものを使い、きっちりと写真スタジオなどで撮った顔写真を使用するようにしましょう。
面接対策に時間をかける
40代の方の転職活動において、高いハードルである書類選考を通過したら、面接に呼ばれます。面接に呼ばれたのであれば、内定する確率はある程度あると見ていいでしょう。
選考する企業も、応募者の職務経歴は詳しく見ています。選考する側の思惑をお伝えすると、面接にはそれなりに時間と手間がかかるものなんですね。
ですので、内定を出す気がない応募者は面接に呼ぶことはありません。面接に呼ばれたのであれば、あなたの経歴のどこかが企業の目に留まったわけです。
面接では、あなたの今までの経歴がしっかり、簡潔に伝わるよう、事前に練習しておくことが大切です。面接の序盤によくある「自己紹介」や「志望動機」はじっくり考えて、よどみなく言えるように、準備をしておきましょう。
面接は短時間の勝負です。話すのが苦手な方は、面接用の「台本」を作って、事前に練習をしておくとよいでしょう。
この「台本」とは、
・自己紹介
・志望動機
・自己PR
・今までで最も成果をあげた仕事
・苦手な仕事
・管理職として部下の指導で心がけていること
・どのような組織で働きたいか
こういった定番の質問について、答えを用意しておくものです。事前に台本をつくり、文章にすることで自分が話す内容を客観視できるというメリットもあります。これらの質問について、面接で聞かれても慌てることなく、スムーズに答えられるように台本を作ることをおすすめします。
まとめ
40代で転職がうまくいかない方のための対策についてお話ししました。いかがだったでしょうか？
40代で転職活動を成功させるためには、事前の準備が最も重要であると考えます。書類の書き方だったり、履歴書に貼る写真だったり、あるいは面接で話す内容についても事前に研究を重ね、
どうしたら自分の経歴がより魅力的に映るのか？
を考えることが大切です。
そのためには、第三者から意見を聞いたり、あるいは転職エージェントのような転職のプロに相談してみることも重要です。
じっくり対策を立てて、落ち着いて転職活動に取り組みましょう。
では！
doda
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