第二新卒で経験が浅いから、職務経歴に書くことがない・・・
第二新卒の自己PRってどうやって作ればいいの!?
第二新卒の方で、転職活動を考えている方も多いかと思います。社会人としてそれほど多くの経験を積んでいないので、転職活動しようにも、書類に何を書けばよいのかわからず、困っている方も多いかと思います。
今回は第二新卒で事務職を志望する方むけに、「転職の自己PRの作り方」についてお話しします。
この記事を読めば、たとえ経験が浅くても、職務経歴書が作れるようになるでしょう。ぜひ、最後まで読んでみてください。
目次
・第二新卒の面接では何を見られるか?
・経験を細分化してみる
・自分の性格の特徴を考える
・自己PRの内容が薄いときには
・まとめ
第二新卒の選考では何を見られるか?
まず始めに、第二新卒の選考ではどのような点を見られるのか?についてお話しします。第二新卒はポテンシャル採用ですので、現時点でのスキルや経験はあまり問われないと思ってください。
ですので、特別な経験だったり成果がなくても内定までいける確率はかなりあります。
では、内定までたどり着くためには、どんな点を意識して選考に臨めばいいのでしょうか?
これは、採用する企業に
・入社後に成長するだろうという期待値を抱かせること
・成長可能性を感じてもらうための、面接での説明の上手さ
・今までの経験をしっかり棚卸しして、自分なりに分析できていること
この3点を満たしていると感じてもらえば、内定する可能性は高いでしょう。ですので、しっかりとその成長可能性が伝わるように準備することが大切になってきます。
経験を細分化してみる
第二新卒の面接で、しっかりと自分の成長可能性を伝えるためには、どのような準備をするとよいのでしょうか?それは、自分の経験を棚卸ししてみることです。
経験だけでなく、自分の性格についても振り返ってみましょう。
まずは、経験を棚卸ししてみます。ノートなどを用意して、会社員になってからの仕事内容を書き出してみましょう。
入社より少し前から振り返ってみるとよいでしょう。
・なぜ、その会社に入ったのか?
・入社前にその会社についてどのような印象を抱いたのか?
こういった学生時代の記憶から振り返って、就活、入社までの記憶をノートなどに文字起こしをしてみましょう。
文字にすることで、自分の思考を客観的に分析することができます。
次に、入社後に配属された部署について振り返ってみます。
・どのような仕事を担当したのか?
・部署の上司や同僚はどんな人達だったか?
・取引先にはどのような人達がいたか?
時系列に沿って、こと細かく書き出してみましょう。
・どんな仕事を担当し、どんな結果が出たか?
・その仕事をしている時の自分の気持ちはどうだったか?
・仕事についての上司や周りの評価はどうだったか?
こういった点を思い出してみます。
また、自分で工夫したことがあったらその点は詳しく書き出してみましょう。上司から指示されてしたことではなく、自発的に行動して改善できた点などあればプラスです。
自分の性格の特徴を考える
次に、自分の性格の特徴をじっくりと考えてみましょう。そもそも、なぜ、転職活動なのに自分の性格を考えるのでしょうか?
それは、行動の特性について説明するための材料になるからです。
ここで、もっとも重要なことをお伝えします。
第二新卒の転職の面接では、次のように話を組み立てていきます。
①自分の性格はこうです。この性格は事務職に向いていると思います。
↓
②仕事面では、その自分の性格がこのように活きました。
③そして、仕事でこのような成果を出しました。
↓
④ですので、私は御社の事務職として転職をしたとしても成果を出せると思います。
この流れを作れるように、選考前にしっかりと準備をしていきましょう。自分の性格を深堀りするには、学生時代からのエピソードも探してみると良いでしょう。
例えば、事務職への適性を示す性格面の特徴として、例をあげてみます。
・集中力がある
・几帳面な性格
・細かい作業が得意
・一日中、パソコンに向かってデータ集計していても気にならない
・物事を分析するのが好き
・資料を作るのが好き
このような点があれば、事務職に向いている可能性があります。これらの性格が自分にあるのかを考えてみて、その性格を表すようなエピソードを見つけます。
特に子供のころや大学時代から今まで、「継続的にしていること」などには、自分の性格が表れていたりもします。ですので、そのように継続的に行っていることに目を向けてみると、自分の性格の特徴が理解できたりもします。
自己PRの内容が薄いときには
事務職として第二新卒の方が転職をする際に、面接で話すエピソードが特にないという話もよく聞きます。その際の対策をお伝えしましょう。
自己PRが薄い際には、事務関連の資格を取ってみるとよいでしょう。よくあるのが、WordやExcelのスキルを示すマイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)です。この資格があれば、資料作成などある程度、できることが面接官に伝わるでしょう。
経理職に応募するなら簿記を取得してみる、人事職に応募するならメンタルヘルスマネジメント検定を取得するなど、資格を持っていると、選考する側の視点として「この応募者はやる気があるな!」と感じます。
これらの資格は比較的、短時間で取得できるので非常におすすめです。特に、事務職の場合、資料作成やデータの集計をすることが非常に多いです。ですので、マイクロソフトオフィススペシャリストを取得しておくのは、事務職への転職の準備として、取得して損はない資格といえます。とてもおすすめの資格です。
まとめ
今回は第二新卒で事務職志望の方に、自己PRの作り方についてお話ししました。
・経験が少ないのであれば、その少ない経験を細分化すること。
・自分の性格面で事務職にマッチしている部分をアピールすること。
これがポイントになります。じっくりと今までの自分の経験を振り返ってみて、よい自己PRを作ってみましょう。
では!