今回は中途採用の「面接で差別化を図るためには!?」というテーマでお話をします。
面接通過のために重要なことは「自分が面接官(採用する側)からどう見られるか」だと思います。他の候補者と、どのような違いを見せればいいのか?違いを出すためにはどのようにすればいいのでしょうか?
書類選考の段階で、履歴書から人物像を推定してくる
筆者は現在、中途採用をする側の人間として、多くの方の面接を担当させていただいています。面接官は、応募書類から様々なことを読み取ろうとしますが、なかでも
・応募書類から読み取れる長所と短所
を考えることが多いです。
例えば、転職回数が多い人だったら
(長所)いろいろな会社を見てきている上での知見と、適応力があるかもしれない
(短所)飽きっぽい性格で、地道に長く継続する仕事には向いてないかもしれない
などです。
このように、「他者から見える長所と短所」を把握することは非常に有効です。ある程度、キャリアがあり、自分を客観視する能力に長けた方であれば、この作業が簡単にできると思います。
ただ、若手の場合はなかなか難しい作業だと思いますので、親しい知人や転職エージェントなどに頼んで、「自分の履歴書はどう見えるのか?」を知ってみるのは大事だと思います。
どう見えるかを把握し、それ以外の部分も見せるとプラス
次に、一歩進んだ面接対策です。面接官は、履歴書の内容を隅からスミまで読み込んでいます。ですので、ある程度は応募者の人物像とスキルセットをつかんでいます。面接では履歴書に記載されているスキルセット以外の部分を話すことも大切です。
具体的には「性格面」などです。書面に記載されている事項以外のことも「エピソード」を交えて話し、面接官にイメージさせるのです。
「この応募者はこういう性格なんだな」
と面接官が想像できれば、面接の得点としてはプラスになります。
まとめ
面接は、面接官からどう見えるかという客観性を意識し、面接では書面に記載されていない性格などについても話す。このような点を意識して面接に臨んでみてください。