今回は「未経験の職種への転職 選考のポイントは!?」という内容でお話しをしてみたいと思います。
今まで経験した仕事と異なる職種へのチャレンジということで、転職活動において関心の高いテーマかと思います。さて、未経験の転職の場合、どのように転職活動を進めればいいのでしょうか?
なぜ、職種未経験者を採用するのか?
未経験の職種への転職を考えるとき、まず、採用する側(企業)の事情を理解しておくことが大切です。なぜ、企業が職種の未経験者を採用するのか、理由は大まかに2つあります。
①ポテンシャルの高い若手を取りたいから
②経験者だけではなかなか人が集まりづらく、採用の難易度が高いから
この2つのパターンが多いです。
少し解説を付け加えると、①の場合は、同じ部署に経験者は何名かいるが、メンバーの年齢が上がってきており、今後の年齢構成を考えると、若手を育てておきたい、というケースが考えられます。
②の場合は、中小企業に多いですが、採用しづらい職種の場合、募集をかけても経験者のみ応募可能とすると、なかなか応募がこないことがあります。このようなときに、採用のハードルを若干下げて応募の間口を広げようという意図があります。
未経験職種での応募の際に気をつけること
未経験の職種での募集については、やはり若手を優先的に採用する傾向にあります。年齢的には30歳前後までの人材です。それをふまえた上で、面接では以下の姿勢があるかどうかが選考のポイントになります。
①自分の性格をよく理解していて、論理的に説明できること
これは選考する側としては、とても高得点の要因になります。どの職種においても、適性・向き不向きはあります。ですので、自分が今までしてきた仕事での経験を踏まえ、自分はこのような仕事に向いており、未経験でも適応できると思う、と論理的に説明できるのが非常に望ましいです。
面接官というのは、どの面接においても
「この人はどのような性格だろう?」
という思いを抱いて面接をしています。その面接官の疑問点を、自分の体験を交えて、わかりやすく説明してほしいのです。
②未経験の職種への理解があること
たとえ未経験であっても、志望する職種への理解度が高いほうが、入社後の活躍が期待できます。ですので、現職であなたがキャリアチェンジしたい未経験の職種をよく見て、情報収集しておくことが大切です。
単にその仕事の概要を頭にいれるだけでなく、
・その仕事の辛いところ
・その仕事の面白くないところ
などのネガティブ面もしっかり押さえておき、それを面接官に伝えられると高得点でしょう。
未経験職種への転職のポイントまとめ
未経験の職種への転職については、
・自分の性格
・パフォーマンスをよく理解している
・未経験の職種への理解もある程度しっかりしている
・入社後に伸びしろを感じさせる
これらの点が選考のポイントになります。選考の前には、これらのことを念頭におき、作戦をたてるようにしましょう。
では!