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【未経験の仕事への転職】志望動機はこう作る!

【未経験の仕事への転職】志望動機はこう作る!

今回は「未経験の仕事への転職 志望動機はこう作る!」というテーマでお話しします。

未経験だけどその職種に転職したい!という方は多いと思います。その際に、頭を悩ますのは「志望動機」ですよね。経験したことのない職種に転職する際には、どのように志望動機をつくればよいのでしょうか?

筆者は人事採用担当として、数多くの面接をしてきました。その経験から、いくつかポイントをお伝えします。

 
 

志望動機のつくりかた(未経験の職種への転職)


まず初めに、ポイントをお伝えします。

・今までの経験と、志望する職種の接点をどんなに小さくてもよいので見つけましょう
・自分の性格を分析し、志望する職種に「向いている(=マッチしている)」点をあげてみましょう
・その接点について、自分はどう思ったのか?感情の動きをまとめましょう



面接をする側(面接官)の心理としては、「そもそもなぜ、未経験の職種に転職したいのかな?」と考えるものです。

その職種に興味をもって、未経験だけどチャレンジしたい!と思ったきっかけを知りたいのです。この疑問を解決する答えを、具体例をまじえて話せばいいのです。


では、未経験で転職する志望動機を見てみましょう。

営業をしていたが、未経験で事務職に転職する志望動機(例)

「営業担当として、~年間働いてきて、営業事務、経理の方と接する機会が多くありました。営業が成果をあげられるのは、事務職の方が裏で支えてくれるからだと強く実感しています。請求書の送付や未収金の回収など、事務スタッフがリマインドをしてくれたり、アドバイスをしてくれることで、会社の売上があがり、効率的に業務が進んでいくのを目の当たりにしました。私自身、学生時代から几帳面な性格で、~の資格を取ろうと勉強していた時期もあります。黙々と、きっちりとデスクワークに取り組むのは苦にならない性格です。事務職として会社の組織を整え、売上に貢献していくことに興味を感じました」


 

その職種にむいている性格・特徴を想像してみる


どの職種にも、「向いている性格(パーソナリティ)」が、ある程度あるものです。営業だったらコミュニケーション能力が高いとか、外交的、笑顔が素敵、清潔感 etc

いろいろありますよね。これらの特徴を想像してみましょう。

 
 

「自分はその仕事にマッチしている!」と文章にしてみる


性格・資質を想像したら、次に、自分の性格を考えます。自分の性格と、志望する職種にむいている性格・資質の接点を洗い出します。

そして、具体的なエピソードとして、文章に書き出してみます。本番の面接の場では「自分は未経験だが適性があるんです!」とアピールしていくのです。

未経験の職種と接点がないときはどうするか?


「接点なんてないよ、、」と嘆く方もいらっしゃると思います。そういう場合には、現職時に、「自分で接点をつくるような行動を取り、強引にでもエピソードをつくる」ようにしてください。

やや強引ではありますが、そうでもしないと、実際のところ面接ではNGになってしまうケースが多いと思います。

というのも、未経験の職種への転職というのはポテンシャル採用ですから、伸びしろを見ます。適性やエピソードがないと、入社後になかなか戦力になるのは難しいのではないでしょうか。未経験の職種への転職はなかなかハードルが高いものです。
ですので、事前に在職中に入念に準備し、志望動機をつくっておきましょう!