「毎日会社に行くのがつらい」
「会社で仕事をしていると神経を使いすぎて疲れる」
「同僚と話していると心がすり減っていくような気がする」
「上司とうまくいかない」
「会社の人間関係を思い出すと、休日もまったく心が休まらない」
職場の人間関係がうまくいかない時って、本当に辛いですよね。
筆者自身も社会人になってから、かなり人間関係で揉まれた方ですので、辛い気持ちが痛いほどわかります。
家にいる時も、そして休みの時も、無意識に会社のことを考えてしまい、気が滅入ってしまうことが日常茶飯事でした。
今回は、職場の人間関係に本当に悩んでいる方にむけて、解決のきっかけになるようなポイントをお伝えできればと思います。
この記事を読めば、いま人間関係が辛くて仕方のないあなたも、解決の糸口が見つけられるかもしれません。どうかこの記事を読んで、職場での人間関係を円滑化し、ストレスの少ない会社員生活を送れるよういろいろ試してみてください。
目次
・どうしても辛かったら辞めてもよい
・辞める前に現状を分析してみる
・知人に相談してみる
どうしても辛かったら辞めてもよい
いきなり身もふたもない解決策ですが、実際に会社を辞めて環境を変えることで、状況が改善することもあります。
仕事で毎日顔を合わせる同僚との関係が悪いと、ほんとうにストレスが溜まるものですよね。必要以上に神経を使い、疲労度も高くなります。休みの日も会社での嫌な出来事を思い出してしまい、月曜日が憂鬱になる・・・。
悩みに悩んで改善ができないようでしたら、思い切って会社を辞め、転職をしてみるというのも一つの良い手段です。「転職をして劇的に人間関係が良くなった!」という事例も実際にたくさんあります。今までなんで憂鬱な日々を過ごしていたのか、自分でもわからないぐらいに環境が改善することもあるのです。
ですので、どうしても職場での人間関係が辛くて仕方がなかったら、転職の準備をこっそり始めるというのもとても有効な選択肢です。
人間関係に悩みすぎて、体調を崩してしまっては元も子もありません。ですので、「嫌ならいつでも会社を辞めてやる!」ぐらいの開き直りの気持ちを持っておくことが心の余裕にもつながります。
辞める前に現状を振り返ってみる
会社を辞めたい気持ちが浮かんできて、実際に転職活動をする前に、一つすべきとても大切なことがあります。
それは、
・自分のいまの環境を冷静に振り返ってみる
ということです。
実際に行動を起こす前に、冷静に現在地を確認することはとても大事です。
お休みの日に、ゆっくりした気持ちで、ノートに自分の環境を書き出してみましょう。
・人間関係はどうなのか
・どう人間関係がうまくいっていないのか
・仕事をしていて楽しいか
・仕事の適性はあると思うか
・会社のカルチャーに合っているか
・会社の将来性はあるか
・人間関係が改善される余地はあるか
こういったトピックを落ち着いた気持ちでつづってみましょう。文字にすることで、自分の心の中にあった考えを冷静に見つめることができます。
冷静にいまの環境を振り返ってみて、改善の余地があれば今の職場にとどまるもよし。どうしても職場が合わないようであれば、転職や退職を考えてもいいでしょう。
知人に相談してみる
職場の人間関係が辛くて悩んでいる時には、自分の身の回りの信頼できる人に相談するのもかなりおすすめです。
悩んでいる時は、ストレスが原因でいまの自分の置かれている状況を客観
的に判断できなくなるものです。身の回りの知人に相談してみると、自分が考えていなかったような客観的な意見をもらえ、また話を聞いてもらうことでストレスが軽減されることがあります。
実際、心理学の研究において、第三者に話を聞いてもらうことでストレス値が軽減されたという実験結果もでています。(これを心理学の用語で「カタルシス」と呼びます)
一人ではなく、複数の知人に相談することで、自分の状況を冷静に見つめなおし、よい対応策を探しましょう。
自分の行動に改善点はないか考えてみる
人間関係でうまくいかない時には、どうしても自分を犠牲者に考えがちになります。もちろん、うまくいかない原因が他人にある場合も多いでしょう。しかし、人間関係の改善のために環境を変える前に、自分の行動を振り返ってみることも必要です。
なぜ人間関係がうまくいかないのか?を冷静に分析し、自分の周囲への接し方を振り返ってみるようにしましょう。
・果たして自分はどう周りの人に接しているのでしょうか?
この視点をもつことで、自分と自分の置かれている状況を見つめなおすことができます。自分の行動を変えることで、周りの対応が変わることもあります。環境を変える努力も大切ですが、それ以上に自分の行動を振り返るのも重要なことです。
自分の行動が変わって、人間関係が円滑になることもあります。自分の行動を見つめなおしてみましょう。
明らかに問題があるときは人事部に相談も
自分の行動には問題ないが、なぜか怒られる。自分に非はなく、明らかに上司の指示や行為に問題がある場合には、人事部に相談してみるのもよいでしょう。
パワーハラスメントをじっと耐えて、体調を崩してしまっては本末転倒です。自分に非はなく、明らかにコンプライアンス上、問題行動が認められるときには、社内のしかるべき部署に相談してみるのも有効です。
まともな会社であれば、人事担当者が当事者の話をじっくりヒアリングし、問題があれば改善をしてくれることもあります。
まとめ
職場の人間関係に悩んでいる方にむけた解決策いかがだったでしょうか?
この記事を書いた私自身も、かなり職場の人間関係で悩んだ方なので、お悩みの方の気持ちが痛いほどよくわかります。
悩んでいるときは、どうしても頭からその悩みが離れず、視野が狭くなってしまいがちです。
私は人間関係に悩んだとき、視野を広げるために、あえて社外の人と接するよう心がけました。大学時代の同級生と飲み会をしたり、社外のセミナーに出かけたり、あるいは転職エージェントの面談を受けてみたり。
これらの行動をとることで、
「あ、こんな解決策があったんだ!」
と突然視野が開けることもありました。
そんな時は、胸のつっかえが取れ、急に気分が軽くなったものです。みなさんも一人で悩まず、周りの信頼できる人に相談してみましょう。会社を辞めるのもよし。その職場で改善を試みるもよしです。
冷静に、前向きに今の環境を見つめなおし、行動をとってみてください。状況はきっとよくなると思います。
では!