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「接客業から他の職種に転職したい」ときの確認ポイント6選

「接客業から他の職種に転職したい」ときの確認ポイント6選

 

「シフト制の職場で働いていて、土日は出勤が普通。疲れた・・・」


「夜勤のシフトがあるから、体力的にしんどい」


「平日休みなので、友人と時間が合わず、友達づき合いが悪くなってきた」


「いまの仕事をずっと続けてよいのか悩んでいる・・・」



 
毎日、笑顔でお客様と接する接客業。お客様と接するときは、常に気を使っていなければならず、疲れますよね。

事務職の友人と話をすると、着々と事務のスキルを身につけているように感じられ、すごく焦ったり。「このまま接客業でいいのだろうか・・・」と今後のキャリアプランを描けず、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
 
今回は人事採用担当者として多くの転職者を面接してきた筆者が、接客業などシフト制の職場で働いている方で転職を考えている方に、キャリア選びのポイントについてお話しします。
 
この記事を読めば、接客業の方が今後、どんな仕事を選べばよいのか?のヒントが見つかります。


 

目次

 

・まず社内で人事異動を希望してみる

・接客業からどの職種にキャリアチェンジする?


・事務職へ転職するパターン

・事務職への転職で考えておくこと


・営業職へ転職するパターン


・転職エージェントに相談してみる


・まとめ

 
 
 

まず社内で人事異動を希望してみる


接客業で今後のキャリアに悩んでいる方は、まず直属の上司に相談し、社内の人事異動を希望してみましょう。接客業の会社でも、管理部門など他の職種はあるはずです。

自分の今後のキャリアをじっくり考えてみて、その希望に合う部署があるのであれば、そこに人事異動できないか考えてみましょう。

その際に、会社の先輩で接客から他の部署に異動した例はないか調べてみるとよいでしょう。人事異動で他の部署に移った事例があれば、できないこともないでしょう。
 
 
 

接客業からどの職種にキャリアチェンジする?


次に、接客業から転職を考える場合を見ていきましょう。実際に接客業から他の職種に転職するケースはよく見られます。
 
その際に、キャリアチェンジする職種は主に2つに分けられます。


事務職へ転職するパターン

 
接客業からのキャリアチェンジで一番多いのは、事務職」を希望される方です。性別ではやはり、女性が大半を占める印象です。

高校や大学を卒業し、「人と接することが好き」「その会社が扱っているサービスが好き」という理由で一社目のサービス業に入社。若手のころは店頭でお客様と接しながら商品知識や、接客の基礎を習得していく。

ある程度、職場で実績をあげ、上司から認められているけど、スキルが接客以外で活かせるかわからない・・・。

特に、学生時代の同級生が事務職などで、スキルや経験を高めているのを横目に眺めていると、焦りが生じてくるようです。
 
 
 

事務職への転職で考えておくこと

 
接客業から事務職への転職で気をつける点は、
・事務は未経験だけれども「適性がある」と伝えること
になります。

例えば、事前の準備としてはマイクロソフトオフィスの資格を取っておいたり、経理や人事系の資格を取得するなどしていれば、ある程度、適性とやる気があることが伝わるでしょう。

事務職の面接で聞かれることは、
・マイクロソフトオフィスのソフトは使えるか?
・資料作成をしたことがあるか?
・今までの経験をふまえて、どんな点が事務に向いていると思うか?
が多いと思います。
 
事務職へ転職した後は、簡単な資料作成からスタートすることが多いでしょう。ですので、マイクロソフトオフィスのソフトが使えないと、資料作成をスムーズに進めることができないのです。
 
接客業でも簡単な資料作成を経験された方は多いと思います。その資料作成の経験を踏まえ、資料作成は得意であるとアピールするといいでしょう。
 
面接では、今までの経験を振り返って、事務職に向いていることを面接官にわかってもらうことが大切です。
 
たとえば、「几帳面な性格」だとか「細かい作業が得意」「数字を扱うことが得意」「一日中、本を読んだりしていても苦にならない」など、自分の性格で事務作業に必要な資質のマッチングをアピールしましょう。
 
 
 

営業職へ転職するパターン

 
接客業から他の職種への転職で次によくあるのが、「営業職」へのキャリアチェンジを希望する方です。

こちらは、
「接客業は向いていると思うけれども、もう少し待遇を良くしたい」
「シフト制ではなく、月曜から金曜日までの平日勤務の職場に転職したい」
という志望動機が多いようです。

営業をした経験はないものの、
・人と接することが好き
・接客で成果を挙げた
・数値で評価される職場でバリバリ働きたい
等の営業面の適性があれば、キャリアチェンジの可能性は十分あるでしょう。
 
 
 

転職エージェントに相談してみる

 
実際に転職を考えたときには転職エージェントに登録し、相談してみるとよいでしょう。なぜなら、転職エージェントは、他の職種へキャリアチェンジした転職事例を数多く知っているからです。

何歳ぐらいの方が接客業から転職し、どのような職種についたのか。転職の成功事例について、数多くの情報をもっていますし、どの業界なら転職しやすい等の転職活動をスムーズに進めるためのアドバイスをもらうことができます。
 
無料で登録できますので、転職エージェントのサイトに登録し、専門のアドバイザーと面談することをおすすめします。
 
同じ職種で転職するのであれば、転職の面接でも志望動機や仕事の説明がしやすいと思います。一方で、違う職種へキャリアチェンジをする際には、事前の準備が重要になってきます。転職のプロフェッショナルである転職エージェントにアシストしてもらい、一緒に転職活動を進めるのがいいでしょう。
 
履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、あるいは面接対策も受けられるので、接客業から未経験の職種に転職する際には、とても有益なアドバイスを得られるでしょう。
 
 
 

まとめ

 
接客業から他の職種に転職するケースはよくあります。転職を成功させるために大切なことは、事前の準備と情報収集です。

自分が今まで仕事を通して得た経験をどのように次の仕事に活かすか。これを面接の場で上手に面接官に伝える必要があります。
 
まずは、今までの仕事をじっくりと振り返り、紙に書き出して眺めてみて、自身のアピールポイントや、今後取り組みたい仕事について考えてみてください。

では。