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退職後に転職活動は不利か? 在職中か退職後、どちらが有利?

退職後に転職活動は不利か? 在職中か退職後、どちらが有利?

今回は「退職後に転職活動は不利か?」というテーマを考えてみたいと思います。

この記事を読めば、いま転職活動をしようか迷っているあなたも、いつ転職活動をすべきかわかります。
 
人事担当である私の意見を先に申し上げると、
 

・転職活動は在職中にやるのが有利です
・退職後に転職活動は不利です

 
となります。
 

なぜ、退職後に転職活動は不利になるのか?

 
理由を簡単にお伝えすると、
 
・面接の場での交渉力が弱くなる
・家族がいる場合、「家計は大丈夫なのか?」と心配される
 
この2点があげられます。

面接担当の心理として、給与の交渉する段階で、「なるべく給与を高くしたくない」という思惑が生じます。もちろん、能力の高い人材には最初から高い給与をお支払いしますが、特筆すべきスキルが見当たらない場合には、ダウン提示もありえます。

そういったとき、「すでに退職をしている」のであれば、採用する側の方が主導権を握りやすく、応募者の側は弱い立場になりがちです。

また、扶養家族をたくさん抱えている人物が応募してきて、退職後に転職活動をしているのを見ると、「生活は大丈夫なんだろうか!?」と心配すると同時に、「あまり家計を顧みていないんじゃないか」などと考えてしまうのです。
 
ですので、退職後に転職活動は、面接時にマイナスに作用するケースが多く、不利であると思います。
 

退職後に転職活動しても不利にならないケース

 
では、すべての人が在職中に転職活動をすべきか?というと、そうでもありません。
 
・WEB系・システム系の人材は退職後に転職活動しても不利にならない
 
ケースが多いです。
 
WEB系の人材やシステムエンジニアなどの職種の場合、フリーランス(自営業)としても生計を立てられるほど転職市場でひっぱりだこです。ですので、退職後にフリーランスを経て、正社員として転職するというパターンが多々見られます。

実際、私が面接担当でWEB系の人材の選考をしていたときも、退職後にブランクがあって、その後に転職活動を始める人を数多く目にしました。
 

やはり、在職中に転職活動するのがベスト

 
結論としては、
 
・在職中(就業中)に転職活動をするのが良い
・退職後に転職活動をすると精神的にプレッシャーがかかることが多い
 
となります。やはり現職中に次の会社を決め、転職先に移るというのがベストだと思います。

退職後に転職活動をすると、どうしてもお金の不安などが頭をよぎり、冷静な判断力を失うケースもあります。ですので、できるだけ在職中に転職活動をして内定を勝ち取りましょう。

では!