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「ブラック企業の見分け方」応募前にここを調べよう

「ブラック企業の見分け方」応募前にここを調べよう

今回は「ブラック企業の見分け方 応募前にここを調べよう」というテーマでお話しをします。景気が悪化する中で、働く環境が過酷なブラック企業はたくさん存在します。そんなブラック企業を避けるためには、転職活動の時点で、どんな点を注意すればいいのでしょうか?

 
 
「入念に調べる」というのが最大の対策なのですが、具体的にどんな情報を集めればよいのかを考えてみましょう。
 
 
転職活動をしていて、応募する企業を事前に調べると、会社の評判が悪かったり、社員の離職率が高かったり、社長がワンマンの限りを尽くしていたり、といったことが入社前にわかることがあります。今回は、事前に調べる際のポイントについてお話してみます。
 
 
 

ブラック企業の見分けるための調べ方

 
インターネットで参考になる記事を見つけましたので紹介します。
 
【ブラック企業経験者187人に調査】ブラック企業への就職・転職を避ける対策について(ニコニコニュース)
https://news.nicovideo.jp/watch/nw7547461
 
 
この記事は、実際にブラック企業で働いたことのある人が、内部で働いた経験をもとに、「選考の際にはこの点を注意して企業を判断しましょう」というポイントが書いてあり、とても参考になります。この記事に書いてある1位から7位までのブラック企業対策は私も同意します。
 
 
「募集内容を細かくチェックする」という点では、
 
・みなしの残業時間の長さ
・平均時間外勤務時間
・急募か否か
 
といった項目を見ます。管理職で募集している場合には「管理職が不在の状態か?」「前任者が激務で辞めたのではないか?」などを考えたりもします。
 
 
企業を事前に調べるという点では、「転職エージェントに相談する」というのも有効です。転職エージェントはその会社に出入りしていますので、募集の背景や会社のカルチャーについて情報を持っています。求人を探しているときに転職エージェントに「ブラック企業では働きたくない」というリクエストを出せば、比較的落ち着いた企業を紹介してくれるでしょう。
 
 
会社を調べる方法については、以前、私も記事を書きましたので参考にしてください。
 
面接前に応募する企業はこう調べる 【後で後悔したくない】
 
 
 

投資家の視点で転職先を見る

 
そのほかにも、会社を見極める手法があります。投資家の手法を転職(就職)活動に使ってみる方法です。株式投資などを行っている方も多いと思いますが、その投資家の視点を転職活動に使えば良いのです。
 
 
著名なファンドマネージャーは、投資先を見極める「目」を持っています。何千社を見てきた経験から、「伸びる会社」の共通点を見出し、条件を満たす会社に投資をするのです。
 
・経営者は優れた人物か?
・事業は成長しそうか?
・優秀な社員がそろっているか?
 
このような視点で企業を見ていくわけですが、これらの視点は、転職・就職の会社選びにも活かせると思います。事業が伸びる会社は、社員をうまく活用していたり、サービスの需要が強かったり、大きなメリットを持っている。事業が伸びていることと、働きやすいかは必ずしも一致しませんが、転職先を選ぶ一つの基準になることは間違いありません。
 
 
投資家の視点はどのようなものか?について、うまくまとまっている記事を見つけましたので紹介します。
 
ラーメン、SNS…ダメな会社の新見極め法_藤野英人(日経マネー研究所)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16899780W7A520C1000000/
 
今回例に挙げた事例を参考に、みなさんもご自身にあった「職場選びの基準」をつくってください。転職経験が少ない方は、企業の人事部や転職エージェントなど、職場環境に詳しい方からアドバイスをもらいながらこの基準を作ってみましょう。そうすれば、ブラック企業を高い確率で見分けられると思います。


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